リールのカバーを変更する方法(2026)— 投稿前の選び方、投稿後に変更できないとき、カバーのサイズ・比率

リールを投稿してプロフィールを見ると、カバーが動画途中の中途半端な場面になっていたり、作り込んだカバーの文字が上下で切れていたりすることはよくあります。そこで「リール カバー 変更」「インスタ リール カバー 変更できない」と検索しても、上位の多くは編集アプリの紹介で、肝心のインスタのどこを押せばいいのか、なぜできないのかには答えていません。この記事ではInstagramヘルプセンターの文書を基準に、投稿前にカバーを選ぶ手順、投稿後にカバーを変える問題、リールのカバーサイズと比率を整理し、予約投稿ツールでカバーを指定するときの注意点までまとめます。

お読みになる前に: Instagramの動作はヘルプセンターのRecord a reel on Instagram・Reel size & aspect ratios on Instagramと、Metaの開発者向け文書IG Media(2026-10確認)を根拠にしています。アプリの画面はバージョンによって少し異なる場合があります。この記事は、Instagramリールの予約投稿(自動アップロード)を作っているUUPチームが書いています。
縦9:16のカードに3:4の枠が重なり、枠の外の上下がぼやけて切れて見える図

1. 投稿前にカバーを選ぶ — 動画の場面か、カメラロールの写真か

カバーはシェア直前の画面で決めるのがいちばん確実です。ヘルプセンターが案内している手順は次のとおりです(ヘルプセンター基準)。

端末カバーを選ぶ場所選べるもの
スマホアプリリールの編集を終えて次へ → シェア画面のカバー編集項目(ヘルプセンター英語表記 Edit cover)動画の中の場面、またはカメラロールの写真
PCブラウザ作成 → 投稿 → ファイルを選択 → 次へ → 右側のカバー写真(Cover photo)の下のスライダースライダーで動画の中の場面、またはコンピューターから選択で自分の画像

2つの方法の違いは次のとおりです。

  • 動画の中の場面: 別に用意するものがありません。ただし動いている映像なので、ブレた場面や目を閉じた場面になりやすく、文字も入れられません。
  • カメラロール(コンピューター)の写真: タイトル文字を載せたカバーを別に作って使えます。シリーズものなど、プロフィールの雰囲気を揃えたいときに使います。ヘルプセンターが示すカバーのファイル形式はPNG・JPGです。
  • 後から変えにくい前提で選びます。次の章で見るとおり、公式文書は投稿後のカバー変更に対応していないと書いています。まだ決めきれていなければすぐに投稿せず、下書きに保存してカバーを決めてからシェアするほうが安全です。

2. 投稿後にカバーを変えたい — 公式文書の答えは「できない」

Instagramヘルプセンターのリール仕様の文書は、カバーの項目で次のように書いています。"Right now, you can't edit your cover photo after you've uploaded it." — 現時点では、アップロード後にカバー写真を編集することはできないという意味です(2026-10確認、アプリ・Android・PC版の文書いずれも同じ文)。

公開資料(利用者の体験談・解説記事)には、投稿済みリールの⋯ → 編集画面にカバーの項目が表示されるという説明もあります(例)。これは公式文書と食い違うため、すべてのアカウントでできると考える根拠はありません。まとめると次のとおりです。

  • 編集画面にカバーの項目が表示されれば、そのアカウント・アプリでは変更できるので使ってください。
  • 表示されなければ、それがヘルプセンターの説明どおりの状態です。アプリを入れ直したりアカウントの種類を変えたりすれば直るという公式の根拠はありません。
  • その場合の確実な方法は、リールを削除して希望のカバーで投稿し直すことだけです。投稿し直すと新しい投稿になり、これまでのいいね・コメント・再生数は引き継がれません。すでに反応が付いているリールなら、カバーはそのままにしておくほうがよいでしょう。
  • キャプションは別です。すでに投稿した投稿のキャプションは⋯ → 編集で直せるとヘルプセンターが案内しています(キャプションの編集)。カバーとキャプションを同じ基準で考えないでください。

外部ツールも同じです。Instagram APIで投稿済みのメディアを変更するリクエスト(POST /<IG_MEDIA_ID>)が受け付けるのは、コメントのオン・オフ(`comment_enabled`)だけです(IG Media「Updating」、2026-10確認)。カバー(cover_url)はリールを作成する瞬間にしか渡せません。そのため、どの予約投稿ツールも投稿後のカバーをAPIで変えることはできません。

3. リールのカバーサイズ・比率 — 9:16で作り、中央の3:4に収める

カバーサイズが分かりにくいのは、カバーが表示される場所ごとに切り取られ方が違うからです。

表示される場所形根拠
リールの再生画面縦9:16(アップロード可能な範囲は1.91:1〜9:16、最小720px)ヘルプセンター
ヘルプセンターのカバー推奨サイズ420×654px(1:1.55)同じ文書
プロフィールグリッド縦長の長方形(3:4と測定される) — 2025年1月に正方形から変更PetaPixel 2025-01-23

プロフィールグリッドは、2025年1月17日にInstagram責任者のアダム・モセリ氏が正方形の代わりに長方形で表示すると発表し、その週末から適用されました(PetaPixelの報道)。Metaが正確な比率を公表した文書は見つけられず、公開資料では3:4と測定されています。変わる可能性もあります。9:16のカバーを3:4の枠に入れると、上下が切れます。

実務では次のように作れば、ほとんどの場所で問題ありません。

  • キャンバスは1080×1920(9:16)で作ります。再生画面いっぱいに表示されるサイズです。
  • タイトル文字・顔は中央の1080×1440(3:4)の中に置きます。プロフィールグリッドで切れない範囲です。
  • 上下の端の余白には、切れてもよい背景だけを置きます。再生画面でも、端はアカウント名・キャプション・ボタンが重なりやすい場所です。

リールの長さ・容量の制限はリールの長さ制限の記事で別にまとめています。

4. 予約投稿ツールでカバーを指定する — UUPの自動アップロードの場合

リールを前もって作っておき決まった時刻に投稿する場合、カバーは予約するときに一緒に指定する必要があります。第2章で見たとおり、投稿後はAPIで変えられないからです。UUPの自動アップロードは次のように動きます。

  • ダッシュボード → 自動アップロード → 投稿を作成 → 種類で動画を選びInstagramを選択すると、リールとして投稿されます。フィードへのシェアは常にオンなので、プロフィールグリッドにも表示されます(オフにするオプションはありません)。
  • 動画の下のカバー画像(任意)欄でカバーを選ぶから画像をアップロードします。空のままにした場合は、画面の案内のとおり「プラットフォームが動画から自動で選びます」。動画の中の特定の場面を選んで指定する機能はありません。使いたい場面があれば、その場面をキャプチャして画像としてアップロードしてください。
  • InstagramリールのカバーはJPEGのみ受け付けます。そのためPNGをアップロードすると画面がJPGに変換してからアップロードし、それ以外の形式(WebP・GIFなど)は「カバーにはJPG・PNG画像のみ使えます。」と表示して受け付けません。
  • 複数枚の種類に入れた動画には、カバーを指定できません。Instagramのカバー指定はリール専用なので、動画を複数枚の投稿に入れるとカバー欄が外れます。
  • 投稿後のカバー変更は、UUPも行いません。予約前に指定するところまでが対応範囲です。

同じ動画をほかのチャンネルにも一緒に予約する場合、カバーの事情はチャンネルごとに違います。

チャンネル自動アップロードでのカバー指定
Instagramリールできる(JPEG、PNGは自動変換)
YouTube通常の横型動画はできる。ショートには反映されない — 公開後にStudioで指定(YouTubeショートの予約投稿 第4章)
Threadsできない — APIにカバーの項目がなく、最初の場面が使われる
Facebookページできない — UUPが使うURLアップロード方式ではカバーを渡せない
TikTokできない — カバー画像は指定できない(TikTokは動画内のフレーム時刻だけを受け付け、UUPはその時刻を指定しない)

自動アップロードはアップロードプロ(月1,300円)・ウルトラ(月2,400円、自動DM込み)・登録直後からの14日間トライアル(カード登録不要)で使えます。DMプロには含まれません。

5. カバーのせいで投稿し直さないためのチェックリスト

  • カバー用の画像を別に保存しておく: 動画の場面より文字を載せたカバーのほうがプロフィールで見分けやすく、投稿し直すことになってもすぐ使えます。
  • 中央の3:4の中に要点が入っているか確認する: 9:16のカバーをスマホで3:4に切り取ってみると、グリッドでの見え方の見当がつきます。
  • シェア前にカバー画面をもう一度見る: 投稿後は公式には変更できない前提で動きます。
  • 迷ったら下書きに保存する: カバーを決めてからシェアします。
  • 予約投稿なら予約時にカバーまで入れる: UUPの自動アップロードは投稿後にカバーを変更しません。

よくある質問

リールを投稿した後でカバーを変えられますか?

Instagramヘルプセンターの文書は「現時点では、アップロード後にカバー写真を編集することはできない」と書いています(2026-10確認)。投稿の編集画面にカバーの項目が表示されるアカウントならそこで変更し、表示されなければ削除して投稿し直す方法しかありません。

リールのカバーサイズはいくつで作ればいいですか?

1080×1920(9:16)で作り、文字・顔は中央の3:4の範囲に入れるのが無難です。ヘルプセンターのカバー推奨サイズは420×654px(1:1.55)で、プロフィールグリッドは2025年1月から縦長の長方形に切り取られて表示されます。

予約投稿したリールのカバーを後から変えられますか?

APIでは投稿済みリールのカバーを変更できません。UUPの自動アップロードも予約時に指定するところまでです。投稿後は上のInstagramアプリの方法に従ってください。

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